top of page
INSIGHT
インサイト
ABOUT
11月12日
「頼安」をライアンと読めるか?~戸籍に振り仮名
戸籍法の改正により、戸籍に振り仮名が記載されることになり、「寅子」を「ともこ」と読むのは、名のり読みであり、戸籍の振り仮名として認められるところ、他方で、「頼安」を「ライアン」と読むのはどうだろうか、というブログを以前に書きました。...
10月2日
アメリカ訴訟サポート
アメリカで訴訟等に巻き込まれた場合、事業者であれば、ビジネスへの影響に対する不安が大きいと思います。大手企業の場合、まったくの不意打ちで訴えられるということは考え難いのですが、中小企業であったり個人事業主の場合には、いきなり訴えられたということはあるかもしれません。 ...
9月30日
契約書の作成から、契約交渉も
企業の法務部が行う契約業務のイメージといえば、事業部等から契約書の相談があると、その内容を確認し、適宜文言を修正して、その修正入りの契約書を相談部署に戻す仕事ではないかと思います。この業務の流れの途中で、法務部員は、担当者に実際の取引実務を確認したり、企業として受忍できる範...
9月14日
熟年離婚、未成熟子のある夫婦の離婚、それとも?
令和6年4月、東京家庭裁判所家事第6部は、「『東京家裁人事部における離婚訴訟の審理モデル』について」を発表しました。これが雑誌「家庭の法と裁判」2024年8月第51号に掲載され、一般の人々の目に届くところとなっています。...
6月22日
数字は正直、ただし、その説明には見せ方も大事
仕事柄、数字を扱うことが多いのですが、数字から事実関係が見えてくることは多々あります。 アメリカの訴訟ではディスカバリー制度があって、事実調査でかなり精度の高い数字の分析が可能になります。ところが、日本の訴訟ではそうはいかないのが悲しいところです。...
6月22日
ご連絡
令和6年5月31日をもちまして、特許庁での非常勤・法務調査員の業務を終えました。 つきましては、平日の日中に、弁護士業務に専念できる日が増えました。 長い間、多くの方々に法律相談等をお待ちいただいておりました。 引き続き、依頼者の皆様方のお役に立てれば幸いにございます。...
6月21日
寅子を「ともこ」と読むのは良くて、頼安を「ライアン」と読むのはどうだろう?
令和5年の戸籍法改正により、氏名の「振り仮名」も戸籍の記載事項になりました(戸籍法第13条第1項第2号)。施行は、令和7年5月頃を予定しているようです。 https://www.moj.go.jp/MINJI/furigana/index.html...
6月21日
アメリカの家庭裁判所
NHKの朝ドラで、アメリカの家庭裁判所の話が出てきまして、私は、アメリカで勉強していた頃を懐かしく思い出しました。 アメリカでは、いわゆる家族法は、州法の領域になります。そこで、その家族法に関する事件は、連邦の裁判所ではなくて、州の裁判所が管轄することになります。...
2023年12月3日
Justice Sandra Day O'Connor
サンドラ・デイ・オコナー元最高裁判事が亡くなったというニュースが入ってきました。昨日(アメリカ時間は12月1日)のニューヨークタイムズの記事です。 オコナー判事は、アメリカ合衆国最高裁判所で女性初の判事となった方です。私がアメリカのロースクールで学んでいた頃にも判事を務めて...
2023年6月11日
Legal Research
私が学んだニューヨーク州のロースクールでは、Lawyering - 弁護士実務とでも訳すのでしょうか - という必修科目があり、その中で弁護士の実務に必要なリサーチの方法について学びました。 判例調査、法令調査、学術文献調査のいずれの場合でも、伝統的に構築されてきた調査のス...
2023年6月7日
無料法律相談について
弁護士が多い地域にお住いの個人の方に向けて-という前提になりますが、弁護士に相談したいけれども弁護士には全く縁がないという方は、無料法律相談を利用して複数の弁護士から話を聞き、ご自分に合う弁護士を探されることをお勧めします。...
2023年6月7日
女性社外役員
最近、上場企業に女性役員の登用を促すニュースが出ていました。過去にも同じようなニュースが何度か出ていたと思います。 私が所属する東京弁護士会では、「女性社外役員候補者名簿」を、希望する企業に対して提供しております。ご興味のある方は、是非、ご活用ください。...
2023年4月10日
英文契約書の審査と自動翻訳
昨年、AI契約審査が弁護士法に違反するか、という話題がありました。報道によれば、法務省が2023年春にもガイドラインを出すようなことでしたので、そろそろ法務省から指針が発表されるかもしれません。当然のことながら、サービス内容や技術の進歩の程度によって、AI契約審査が非弁にな...
2023年4月4日
映画 -「生きる - LIVING」
この映画の主人公を演じた俳優について、「Love Actually」でクリスマスソングを歌っていたロックスターと言えば、ご存知の日本人は多いのではないでしょうか。 同じ俳優による、この映画での最初のセリフを聴いただけで、その声のトーンや間の取り方に、私は息をのみました。もと...
2023年3月18日
映画 - 「Worth」
邦題「ワ―ス 命の値段」 誤解を恐れずに書くなら、「法律問題の解決は、結局のところお金である。」という趣旨のことを、聞いたことがあります。けれども、お金だけでは解決できないこともあるというのが、この映画です。 「ワ―ス 命の値段」は、2001年9月11日の被害者補償基金(S...
2023年1月15日
映画 - 原題「Ennio」
邦題「モリコーネ 映画が恋した音楽家」 映画音楽に魅せられて、私は、映画を観るようになりました。 ですから、この映画の公開を大変楽しみにしていました。 五線譜に向かって黙々と仕事をする彼の姿は、正に職人です。 彼の手書きの楽譜の美しさが、とても印象に残りました。...
2023年1月7日
AI-invented patent? Thaler v Vidal
2022年8月5日、連邦巡回区控訴裁判所が、AIソフトウェアシステムを特許出願の発明者として記載することが可能かという問題を判断しました。結論は、発明者は自然人でなければならないという理由で、当該事案でAIのみを発明者として記載した特許出願は認められないという内容でした。...
bottom of page